要 塞 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
眩しくて、ただ眩しくて、眩しくて・・・
義務教育制度のある日本に住んでいれば、ほとんどの方は、
学校と呼ばれる施設に通っていた、もしくは絶賛通っているはず・・・。
青春時代をやたらと尊ぶ風潮がある現代において、
この作品はまさに尊き青春時代を描いた、意欲作だったと思います。
まあ、劇的な展開があるわけではないですが、
毎回毎回、いろんな意味で手に汗握る瞬間はやってきます。
ある高名?な漫画家の先生(原作者ではない)曰く、
作品を見る者に、眩しすぎる青春時代の疑似体験をさせてくれる、
何ともありがたーい、ありがたーい作品だったのではないでしょうか。
自分の場合は、視聴中に何度も何度も何度も血反吐が出るくらい、
胃がキリキリしました(もちろん、いい意味で)。
と、記したものの、所詮は男目線の感想であり、
実際自分が気になったのは、女の目線からこの作品を見ると、
どういった感想がでてきて、どういった評価が下されるのか?
そして、視聴者が送った、もしくは絶賛送っている青春時代の度合い、
華の有り無し、色恋の有無、全体的な内容の濃い薄いによっても、
この作品から感じ取れるものは、違ってくるだろうと思いました。
だからこそ、他の人の評価が知りたくなり、
作品を囲む外野の反応が異様に気になる、
という、自分の中では珍しいケースになりました。
二人以上で(特に男)視聴された方は、どんな感想を抱いたのだろう?
シーンによっては、かなり気まずいムードになったのでは・・・?
学生、もしくは過去に学生だった方、
そして青春時代に多くの忘れ物をされた方に、この作品をお勧めします。