野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
よかよかダンスが頭から離れない 責任取って(´;ω;`)
一時期油断するとこの歌が脳内で流れ出す。シャレにならないだろう。
この作品結構長いことやってたし各エピソードで語ってると
途方も無い長さになるしそんな疲れることしたくないんでラストエピソード「力の大会」に絞ることにする。
最初に断っておくと個人的には力の大会に対する期待度はかなりのものだった。
それぞれの宇宙から10人集めての大戦とか純真な少年の心を持ってればワクワクするだろ。
実際出だしは良かったのだ。
具体的に言えばメンバー集めしてる段階。
17号もそうだがそれ以上にサプライズだったのはフリーザのメンバー入り。
一応味方だがいつ裏切るか分かったもんじゃない。
こういう存在がいると単なる仲良し10人組みより俄然面白みが増す。
そういう期待が一転嫌な予感に変わってきたのが参加する宇宙の面子を初めて見た時だった。
なんだこれ カマセ犬だらけじゃねーかΣ(゚∀´(┗┐ヽ(・∀・ )ノ
中には本当に犬もいたけどキャラの見た目が総じてしょぼいのだ。
これなら読者に僕の考えた敵キャラたちで応募して貰ったほうがマシなのではないかと思えるほど。
真面目に考えて描いたキャラならケチつけて悪いとは思うがどう見たって手抜きにしか見えないキャラが多すぎた。
これは期待出来ない・・。
長い歴史の中で手抜きにすら見えるしょぼいキャラがかなりの実力者だったことなんておそらく稀だろう。
いや、まあいい。
今回参戦した宇宙は6?8?忘れたけどそんくらいってことは総勢60~80人。
その全員をある程度魅力的に描けなんて酷な注文だろう。
それでも各宇宙3人前後くらいは魅力的に見えるキャラが欲しかったのだ。
明らかにラスボス感出してたジレンですら見た目やばいもん。悪い意味で。
結局ほとんどがゴクウとその仲間たちに見せ場を与えるためだけの生贄だらけだったのは本当ガッカリだった。
それと入て乱れてのバトルロイヤルの割りに各宇宙の駆け引きだの集団戦の妙だのの描写がかなり薄かったのも期待したものとは違いすぎた。
ついでに言えばドラゴンボール超では戦闘ばかりに目が行きがちだが実は日常ギャグ回は中々秀逸でありニヤニヤ笑えるものが多かったりするのだが力の大会においてはソレが使えなかったのが非常に痛かったと思う。
どうしても戦闘ばっかになるからメリハリが無くなる。
だからだろうか。
明らかにギャグ担当臭いキャラも何人かいたようだが(あの愛がどうとかいうキャラとか)正直全然面白さは感じなかった。
それどころかもう退場していいよとすら思ってた。
あの変身少女の3人組みはギャグ担当にするよりもっといい使い道あったと思うんだが。
見た目はかなりマシだっただけに惜しい。
なので基本的にゴクウ一派の活躍だけがほぼメインとなるため段々飽きてくる。
敵も魅力に欠けるのが多いのが余計飽きを加速させるのだ。
ぶっちゃけ見なかった回が2つくらいあるくらいこの頃はほぼ惰性で見てた。
それでも終わってみれば一定の評価を受けれたのはラストの戦いが概ね満足の行くものだったのが大きい。
これもほとんどフリーザの功績と言ってもいいとは思うが通常相容れないゴクウとフリーザの共闘というのはやはり純真な少年の心を持っていれば胸に響くものが多少なりともあるだろう。
気づけば長くなってたんで最後に注文つけるとジレンの他にソレに匹敵するくらいの隠しだまが他宇宙に1人くらいは欲しかった。
戦闘においては三つ巴くらいが最も面白いバランスなのではないだろうか。
すべての展開が大方予想通りでそういうサプライズに欠けたのも微妙に見えた一因なのかもしれない。
さらに言えば最後の勝者の望みはおそらく100人いれば99人が予想したものと全く同じだったと思うのだがソレのおかげで全滅した宇宙が消滅する際のやり取りがどうしても茶番に見えてしまったのも悲しいところか。
と文句が多くなってしまったが全体的に見ても一定の面白さはキープ出来ていたと思うのだがここではえらく人気が無いなw