退会済のユーザー さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
『生きること』について考えさせられる作品
つい先ほど見終わりました。
音無が少し自分勝手なところがありますが、それぞれのキャラがあの世界から旅立って行くシーンでヒクヒク泣きながら見てました。
10話でゆいが旅立つ時に自分を支えてくれた母親への感謝と母への優しさ、個人的にかなり好きだった直井が最終回で見せたあの笑顔と涙… そして奏の願いである臓器提供してくれた音無に対する「ありがとう」という言葉… 思い返すだけで鳥肌が立ってしまうほど素晴らしい作品です。
ただ他の戦線メンバーの扱いが雑すぎたのが残念。ここまで良い作品であるのにそこだけは惜しかったなぁと思います。
2クール制にしてそれぞれのキャラにもう少し感情移入できる展開だったら、さらに名作となったでしょう。
ぜひ色々な人に見ていただきたいです
今を生きる私たちは辛いこと、悲しいこと、やりたくないこと色んな問題に悩みを抱えてると思います。
この作品を見れば、登場人物たちのような生きたくても生きれない人間が現実世界にもたくさんいることを知れると思います。
楽しい事、悲しい事、出会いや別れ…色々な要素が私たちの人生を生成しています。それが生きることの素晴らしさだと感じました。