dbman さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
なかむらみう
原作既読。
菌やウイルスを見ることや会話する事ができるという不思議な能力を持つ主人公・沢木惣右衛門直保(声:阪口大助)が某農業大学に入学することから始まる物語。
この作品に登場する菌たちはとても可愛いものばかりで、そのデザインだけでなくコウジカビのオリゼー(声:冬馬由美)や、クロカビのひとつトリコイデス(声:ムーディ勝山)などなど話す声もそれぞれの菌ごとに声優さんが割り当てられており、とっても癒されるものとなっている。細菌たちの常套句「かもすぞー!」の可愛さといったら和まされるばかり。
なかでも菌なのに一人称が「拙者」で、語尾に「ござる」をつけて喋るヨーグルトに入っている菌・L.ヨグルティ(声:仲村みう)がお気に入りだったのだが、このL.ヨグルティを演じている仲村みうさんは最近セクシー女優としてデビューしその界隈では大事件として話題を振りまいた。この作品が放送された当時はグラビアアアイドルのトップレベルを誇る人気で活躍しており、彼女が最初にして最後、唯一声優として仕事をしたのがこのもやしもんだったりする。
彼女の可愛さやエロさといったら世の青少年たちの股間を……話がそれはじめたので戻させてもらうが、空気中にどれほどの菌が飛び交っているのか、また菌による人体への作用がどれほどに重要なのかなどさまざまな細菌の知識を楽しみながら知ることもできるので一度は視聴しておいて得はあっても損はない秀逸な一作となっている。