デュフフ さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ワクワクする自殺?
『およそ1900年前、南海ベオルスカの孤島に巨大な縦穴が発見された。
直径約1000メートル、深さは今もわかっていない。
その不可思議な姿はひとびとを魅了した。
貴重かつ危険な原生物たちや、理を超えた不思議な遺物が、
一攫千金を狙う冒険家を呼び寄せ
いつしかそこには巨大な街が築かれた。
長年にわたって未知へのロマンと数多の伝説を餌に
多くの人を呑み込んできたきた世界唯一最後の深淵
その名をアビスと云う。』
余りに幼いキャラデザからくる
ストーリーの予測やイメージ、先入観から
食わず嫌いになりそうな作品でした
ただ3話くらいまでのプロローグで
不思議な設定や謎があったり、世界観に惹きつけられ
キャラデザからくるネガティブ感は減少しました。
深く潜るほど帰るリスクが大きくなる「上昇負荷(アビスの呪い)」という一方通行な概念
後半に進むにつれキャラデザに似合わない
シリアスなストーリーであったり
清涼感的新キャラが登場したりと楽しめました
プロローグ
{netabare}
『アビスの探窟は帰路に問題がある
深く潜るほど帰路にかかる身体的負担は重く激しくなる
深界1層 軽いめまい
深海2層 吐き気と頭痛、末端のしびれ
深海4層 全身に激痛、流血
深海6層から人間性の喪失、もしくは死に至る
これが探窟家が人である以上避けては通れない謎の現象
アビスの呪いと呼ばれるものだ』
『アビスの底から謎のロボットくんが現れた
それが始まりでなくてなんでしょう』
『電気でもご飯でも動く謎めいた動力
化石の木も一瞬で溶かす不思議な力に
スベスベなのに刃も通さない皮膚
髪の毛は火でも燃えなかったよ
腕は40メートルくらい伸びるよ、金属っぽい部分は
良くしなる謎の物質で、ドリルでやっても傷つかなかった
おへそも付いてるけど
お尻の穴はよく見えなかった、
はかり棒で調べようとしたら、中で折れちゃった
ちんちんは機械じゃないみたい、生っぽいのが付いてて』
『アビス史上もっとも価値のある遺物
奈落の至宝オーバードなのかもしれないんだ』
{/netabare}