fuushin さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
平成と昭和の綱引き合戦。勝ったのは・・・。
DVDで初めて視聴しました。
でも、初めてではない懐かしさがふんだんに感じられる不思議な印象。
いやいや、そのように思っていること自体、もう昭和に引き込まれてしまっている。
狙いすましたように昭和生まれのお父さん、お母さんはターゲットにされます。
モチーフは大阪万博。そしてノルスタジー。
昭和時代の国際万博は3つ。
日本万国博覧会(大阪万博、昭和45年、6,421万人)
沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博、昭和50年、349万人)
国際科学技術博覧会(つくば博、昭和60年、2033万人)
これを見るだけでも、ものすごい数字です。
平成の国際万博は2つ。
国際花と緑の博覧会(大阪花博、平成2年、2312万人)
2005年日本国際博覧会(愛知万博、平成17年、2,204万人)
平成の万博世代の方もきっちり成人ですね。
ひろしとみさえのノルスタジー。
しんのすけとひまわりのリアリティー。
そうして野原一家のリアリティー。
電波塔での死闘?が、4人に強い家族愛があることを、深く印象づけられました。
まもなく、平成も終わろうとしていますが、昭和世代は、教科書で見てきた明治の印象をあと少ししたら新時代の教科書に見ることになるのでしょうね。
そのリアリティーを実感できるのも、とてもいいこと。
思えば遠くへきたもんだってつぶやいちゃうかも、ですね。
レビューをお読みいただき、ありがとうございました。
この作品が、みなに愛されますように。