不良中年 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
少し期待してます。
「あしたのジョー」連載40周年記念作品らしいです。
時代は近未来の日本らしく、関東平野が近代都市群と廃墟に文出された世界のようです。戦争でもあったのでしょうか。
登場キャラはジョーの代わりにジャンクドッグという野良のファイターと正統派チャンピオンの勇利との戦いぽいです。
まんまあしたのジョーじゃん。
ジャンクドッグは髪型のせいかやたら頭でっかちに見えるのが何だかなーです。
勇利は長身で精悍な体つきで、イヤでも力石徹が頭に浮かびます。
メガロボクスの主催者が白都コンツェルンの令嬢、白都ゆき子と白木葉子ぽい女性。
極め付きがジャンクドッグの相方の南部贋作。もうほとんど丹下段平です。
wikiによるとあくまでも原案であり「あしたのジョー」とは違うとありますが、ここは素直にリメイクにしとけばいいものを。
物語自体はよくある話でスラムのファイターが街の正規ファイターに戦いを挑むみたいな感じです。
この流れはジョー以来の格闘漫画の方程式みたいなものだから、十分に楽しめそうな感じなんだけど、「メガロボクス」というのがいまいち??
普通にボクシングじゃダメなのか?
あのへんな機械を背中につけてパンチ力を上げてるようだけど、受ける体は生身だから許容量以上の力は受けきれないでしょう。
体にもアーマーが付いてるとかならわかるけど、あんな機械をつけてる意味がどう考えてもわからん。
機械で作り出した力がヒットする瞬間、自分の拳に集中するのであんなグローブくらいじゃ防ぎきれずに自らの拳を破壊してしまうでしょ。
現代のボクシングだってハードパンチャーは自分の拳にダメージを負うことが多いというのに。
なにか未来感を出したかったのかもしれないが、この設定は失敗だと思います。
多分普通にボクシングに設定しても構成と脚本がしっかりしてるなら間違いなく楽しめる作品になると思う。