柿崎 さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
Δから受け取ったメッセージ
この作品、個人的にはすごく刺さった。
序盤で、夢中になるものなんてないと冷めているハヤテに対して
絶対ワルキューレになると決意しているフレイア。
「そんなんで、生きてて楽しいんかね」とハヤテにずばり言い放ったとき
ハヤテもうろたえてたけど、自分もハッとしたんだよね。
過去の境遇や短寿命というハンデがあっても
フレイアの前向きで一生懸命な姿に自分も感化されていったし
最後まで視聴して制作スタッフがこの作品に込めたメッセージは
受け取れたと思ってる。
それは「人生は自分のもので、誰にも左右されない」ということ。
実際には夢をかなえられる人はほんの一握りで
その人の素質や努力だけじゃなく、
巡り合わせというかある種の運の要素もあると思う。
それでも何千人もの応募者のなかから選ばれた
フレイア役の鈴木みのりさんのその後の活躍は
作中のフレイアと重なるように見えて
「ああ、この人はこうやって夢をかなえたんだ。すごい」と感心する。