buon さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
爪が鋭い方が勝つ、それがキリングクローだ!!!!!
これに尽きると思います。
牙、牙、言ってる割には爪アタックやパンチや牙以外の特殊攻撃の方が遥かに出番が多い。
それでもキリングバイツと名前を付けてしまったのだから仕方ないよねっ!
男女を問わずケモコスプレイヤーが闘います。
設定は雑だがなかなか面白いし、闘いはかっけー♪ ちょと下品でなかなか残忍、
そんな優れたB級バトルアニメです。
さて、のっけから下品、
そして闘う獣人ヒトミさん、ただのヘタレ大学生のノモト、
この二人が主人公です。
このヘタレ大学生が非常に味わい深いです。
マジで普通の頭のあんまり良くないけど悪いヤツではない一般人。
こいつが最終決戦までバトルの内外で巻き込まれます。
色々こじ付けてそれっぽい理由や経緯で闘ってますが、
世界観とかメッチャ雑で安っぽいです。
けどみんな(一部を除く)納得しているので闘います。
この闘いは、獣人同士で行われます。
なんか動物の遺伝子をそれなりに成長している人間に組み込んだヤツが獣人。
普段は人間、獣化(獣っぽくなる)を自分の意志で切替できる。
熊とか虎とかメジャーな強そうなヤツから、
爬虫類とか知らない動物もたくさん出てきます。
ヒトミさんの元ネタはこの作品で初めて知りました。
その特徴、主に長所をバトル風味に味付けて互いにぶつけ合う。
ただ、身体的な特徴だけではなく気の強さとか、
現実にあったのかないのか分からないような逸話を元にしたネタも
戦闘や物語に影響されます。
粗雑な生き物地球紀行です。
最終話はあーなったときにこうなってこうなるとか丸分かりでしたが、
ありです。
丸分かりの結末でしたが、物語として筋は通っていると思う。
小者で大雑把ではありますがこの世界の地球人は器がデカいです。
私がこの作品を観て得た究極の結論は二つ。
一、男のケモコスは無価値
二、女性でもケモコスの程度はパーツ程度が望ましい(本作とあまり関係ありません)
ついでに
三、放送されないだろうけど続編があれば観ます