Marsa さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
作画とBGMはすごいですが、話と心情描写が物足りない。
原作未読。全13話。
あらすじは皆さんのレビューの通りなので割愛。
感想としては、何と言っても作画の美しさです。
BGMもよく、雰囲気のいい作品で、観やすかったです。
しかし、設定と話が雑かな{netabare}
戦争が終わって、殺人兵器は用済みのはずが
両腕を失った主人公に超高性能の義手。
国が殺人兵器としてまだ使える人材として
取り付けたのかな? また戦争が始まれば駆り出される?
周りに誰もつけてないから、この子は特別なのかな?
それとも、世界観がスチームパンクでも兵器の
技術は凄くて、強敵がでてきたり?とか、想像が膨らん
じゃったのですが、なんてことなくて、タイプするのに
指が疲れないのと、終盤、防具にできたこと、
怪力をだせたことだけという。。。w {/netabare}
マイナス点まではいかないまでも
ちょいと引っかかりましたね。
いい話が1話完結であるのですが、各話の繋がりが希薄、
主人公が感情を理解していく様の描写の丁寧さが
足りない、作画と音楽でかなり助けられてる印象でした。
(音楽と言ってもEDは苦手でした)
特に{netabare} 高評価とされる第10話は、私もかなり
いい話と思うのですが、既視感が半端なく、ほぼ冒頭で
話が読めてしまいますし、9話で主人公が慕っていた
少佐の死を受け入れるとともに感情を理解した後、
代筆という仕事を通じて、さらに多くの感情を理解して
いきましたという代表的な仕事という意味の回なのですが
全体の流れでは、必要性は少なく、取って付けた感が
強く、全体の話の本筋でこれぐらいいい話できてたらなー
って思いました。{/netabare}
それでも、作画とBGMは素晴らしく、単発ですが
いい話もあるので、観て損はないかと。
最後に、新作決定とありましたが、物語的に続きで
あるなら、想像がつかない、ちょっと興味あります。