dbman さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
あの日見たアナルの名前を僕はまだ知らない。
高校受験に失敗し、やさぐれながら引きこもり気味の生活を送っていた主人公・仁太(じんたん)。そんな彼の元に死んだはずの幼なじみ・芽衣子(めんま)が現れることから始まる物語。
泣けるアニメといったら真っ先にこの作品が頭に浮かんでくる方も少なくないと思われる『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』。
放送当時はそこらかしこでとても話題となっていたが、そのタイトルなどから私は敬遠しており“アナル”という下品な名前のキャラがいるということ以外の知識がないままであった。(レビューにつけた表題は、アナルの本名である「安城鳴子」という名前を知らなかったという意味です)
そして約1年ほど前に秩父の駅に隣接している風呂へ泊まりの小旅行に行った際、ご当地の名所巡りと相なって「あの花」ゆかりの地でもある神社などの名所を廻ってきました。それをきっかけに帰ってきてからすぐさま視聴を開始。「あ、このシーンの場所あそこだ」といった逆聖地巡礼状態という趣向でも楽しむことが出来ました。
してストーリーはというと、もちろん文句なしの名作と言わざるを得ないほどに大変な感動を与えてくれる一作でした。登場する主要キャラ6人全員の心理描写も全11話のなかでうまく描かれていたと思いますし、最終回のクライマックスシーンでは、どれほどの涙を流してしまったか計り知れない。
{netabare}『secret base 〜君がくれたもの〜』がバックBGMにかかってからの展開は感涙の嵐であったが、そこから全員での「めんま! みーつけた!!!!!」でさらに涙がドバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ! いやあ、泣いている最中にも関わらず涙って「どこからそんなに溢れでてくるんだよ!?」ってくらいに出てくるものなんですね…。{/netabare}
このレビューを書きながら再度クライマックスシーンを見返しているんですが、なんか画面が滲んでよく見えないのでこの辺で終わっておきます。