dbman さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
こんなん泣くわ
原作:ラノベ/劇場公開:2010年2月6日/制作:京都アニメーション
『涼宮ハルヒ』シリーズ、とりわけ第二期のエンドレスエイトの苦痛をリアルタイムで味わった者ほど、この作品での長門有希の感情が痛いほど移入できる作品になっていると思われます。
実のところ、放送当時にエンドレスエイトで地獄の苦しみを味わったことなどからハルヒに見切りをつけておりずっと観ていなかったけれど、満を持していまさらながらこの『涼宮ハルヒの消失』を視聴。
約2時間40分という長さを感じさせないほど濃密な物語となっており、涙なしには観られない作品に仕上がっていたことで、これまで観ていなかったことを心底後悔…。9年間も敬遠してたとか我ながら大バカヤロウすぎるw
全体を通してクッソ面白かったのはもちろん、{netabare}キョンがキョンをぶっ飛ばすシーンで感涙し、クライマックスでの有希にも号泣。降ってきた雪に由希の発音で発したシーンの演出が素敵すぎてやばかった! そして、スタッフロールが流れ終わった後の図書館で本で隠しながら微笑んだと思われる演出も感慨深すぎて震えるほどにやばかった! ついでに本当にたまたまだが偶然にもクリスマス時期に観たのも相乗効果がやばかった!
自分で思っていた以上にハルヒシリーズが好きだったようですw 原作を読んでいないので詳細は知らないけれど、ずっとSOS団を観ていたいのでスピンオフではない続編やってくれないかなあ。{/netabare}