Dkn さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
“闇が もう一人の自分をつくる”カードゲームアニメの金字塔
もうひとりのボク!
『渇いた叫び』良い曲ですねぇ。
“幽遊白書”と同じく、
最初に構成してた主軸から大きくズレたことで
大人気を博したジャンプでも異彩を放つ名作。
今なお続編が作られるというお化けタイトル。
はじめはテーブルゲームやその頃に流行っていた
“ゲーム全般”を扱っていたのですが、
途中から路線変更で人気の高かった
「マジック&ウィザーズ」をメインに据え
ジャンプ黄金期後の主戦力となっていく。
モクバ初登場時のゲーム、
「カプセルモンスター」は印象的^^
デジタルペットなど、
この時代ならではの玩具もありました。
中でも個人的に記憶に残るのは
18話『禁断ゲームに手を出すな』の
龍札(アニメではドラゴン・ブロック)
ルールがシンプルで好きでしたねw
本来の路線は“怪奇モノ”というだけあり
『闇のゲーム』を含めたダークな雰囲気。
爆破ゲームなど危険な展開も多かった。
NAS制作版の、
『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』
とは、キャストから何から違うので
東映版の印象は薄いという人も多いでしょうか。
この東映アニメーション版は
主人公遊戯の声を『緒方恵美』、
ライバルの海馬を『緑川光』が担当。
海馬の緑髪が印象的
(キャベツみてーな頭しやがって)
オリジナルキャラクターもいたりで
この初代にしか無い魅力も多いですね。
本作終了の1年半後に始まった
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ、
後続のGX、5D's、現在のVRAINSまで
歴代主人公はアイドルや新人などを起用。
“風間俊介”をはじめとした面々が務める。
今や作中で主人公とともに成長する役者の
演技力の向上も魅力の一つ。
あの初期の棒読みがたまらんですな…
(最近の人はそうでもないけどw)
遊城十代のKENNさんなど、
遊戯王をキッカケに声優業に
本腰を入れる方も多くなってきましたね。
漫画やアニメを見ると学生さんが
カードゲームにハマるのも解ります。
どんどん進化し歴史を重ねる
『遊戯王』の初代アニメ化ですので、
今から歴史を追いたい!
というチャレンジャーはここからどうぞw