ZvHPF26216 さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 1.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ストーリーも歌も残念
1話ずつ単体で見れば、ストーリーそのものはそこそこ良かったと思うが、13話全体を通して言えば、一言でいうと展開が雑と言わざるを得ない。
自分の感情を表現できないのに素晴らしい手紙が書ける不思議とか、自由に動く義手がありながらタイプライターなんて辺りは置いておくとして。
心を表現できないヴァイオレットが人の心を拾い上げる手紙を書けるようになるまでのエピソードが少なすぎる。少なくとももう1話使って丁寧に描く必要がある。
ディートフリートとの確執も同様で、汽車での戦闘の前に、もうひとつふたつエピソードがなければ変化に説得力が生まれない。
思い切って4~7話当たりのエピソードを削る勇気が必要だったのでは、と思う。
ついでに言えば感動を押し売りする演出がとてもダサい。
さらに、感動を押し売りしたのに、エンディングの茅原実里の下手な歌が雰囲気をぶち壊して、これもまた残念。メロディや詞はよいのだけどね。