ういすけ さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
恋愛物っていうより、友情物語かな?
題名がいかにも、恋愛物っぽいので、その感覚で見てると、ちょっと満足度が足りない。
漫画はちらほらお目にかかる事があって、雑誌でちらっと読んだりしていたのだが、その感想が、40過ぎたおっさんがJKに、何を色ボケしとるんやと、なかなかにしてキモいという印象。最初は出世を諦めた頼りないおっさんを演じていたくせに、回を追うことに元小説を書いていたりとか、渋いオシャレな備品を身に着けていたりとか、有名な作家と親友だったりとか、なかなかにダンディな男に変貌していく。女子高生に恋をしたからとかそういうのではなくて、どうみても後出しジャンケン的な感じで、設定が崩壊しちゃう。。
JKに人生語っちゃったりとか、大人の余裕を見せたりとか、なかなかに卑怯だったりしたので、漫画を読むと、なんか時間を損した気分になったりしてたw
友人がアニメを絶賛していたので、視聴。絵柄を見て、あーこれかあ。と、
毎週続けて読んでいたわけではないので、まあじっくり見ないと面白さがわからないのかなっと、ひろーい心で見始めました。
一途な女子高生に告白され、好き好き攻撃を受ける店長。まあ、中年の願望が入りまくってるなと、おとなしく見てた。
次に、女子高生が美人なので、彼女を狙う厨房スタッフとか現れて、おや、三角関係に突入するのかな?とか、同級生の男の子も彼女目当てに、同じ店で働きはじめて、またその男の子に一目ぼれしちゃう同僚の女の子がいたりして、なかなかにドロドロしちゃうのかな?とか、ピュアなJKの想いに心をときめかせる中年店長は、そのまま押し切られて、弊害がある中、ナイショで付き合ったりしちゃうのかな?とか、焼き餅妬いたり、チクチクするような心の痛みを伴うようなそんなお話になるのかと、期待していたら、、、
まさかの友達宣言。。。
そこから最終話まで、友情物語です。。
JKの親友との仲違いからの、仲直りとかがメインになってきます。
店長の大学時代の親友が、売れっ子作家で10年ぶりに会って、親交を深めたりとか。。そういう話で終わっちゃいます。
図書館で、親友が書いた本を見つけて、だんまりする店長さん。作家の名前がちひろだったので、もしかして前妻の名前?お子とJKも仲良くなってたし、これは一波乱あるんじゃないかと期待していたら、なーんだ男じゃん。。って正直ガッカリしましたw
なかなかに卑怯なんだよな。。常にセーフティーゾーンを歩くというか。。主人公の店長さんのそれが性格なのかも知れないけど、物語全体もセーフティーゾーン。。
題材が、社会問題化してもおかしくないくらい強烈なのに、内容は単なるJK好きの親父の願望にとどまってる。で、終着点が友情って、、詐欺にあった気分です。
最初は、わたしもおっさんなので、店長さんと同じく、JKのキラキラに、少しはときめいてしまいましたが、なんか話をすげ替えられたな。っていう感じです。。
友情物語を書きたかったんなら、最初の設定いらんやん。(ボソ