桶狭間スイッチ さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
究極の癒し…
と見せかけてまさか現代社会に蔓延る学園闘争とヒエラルキー構図を映し出す高次元のイジメ社会を彩った闇アニメだったとは。
全編通して眼鏡っ娘のチアキは無視イジメを受けており、
新入部員のなでしこすら、犬山アオイの無言の圧力に屈しチアキをハブっております。
次第にエスカレートするイジメに耐えかねたチアキは、焚き火爆弾で反撃を試みるが、犬山はこれに激怒。
クリスマスにリンをも巻き込んで復讐を誓うのであった。。
最終話に描かれるが、高校時代に凄惨なイジメのトラウマからチアキは飲んだくれに。
リンは単車を乗り回す暴走族。
他者を蹴落とし自らは平穏そうな悪女に仕上がった犬山。
誰からも好かれ、周りに合わせる術を学んだなでしこは、自ら企業を果たし学生生活から始まった人間ピラミッドの頂点に立つという一番の勝者という描写で終わります。
きららにしてはやるやん。