ninin さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
開幕ちゃ!
原作未読 全12話
博多が舞台やけん、私が知っている博多弁(福岡弁)でレビュー書くばい!
一見平和な町だが人口の3%が殺し屋という、殺し屋の激戦区となっている博多が舞台、その町で生きる様々な裏稼業たちの群像劇たい。
福岡の中にも色々な方言があるばってん、この作品では方言は2つ、博多弁を喋る探偵であり殺し屋の馬場 善治(ばんば ぜんじ)、北九州弁を喋る馬場を勝手にライバルにしている殺し屋の猿渡 俊助(さるわたり しゅんすけ)の2人やね。他のキャラは方言喋らんけん、博多弁知らんでもあまり違和感はなかとよ。
殺し屋だけじゃなくて、情報屋、復讐屋、拷問師、スリ師、死体屋、そのことを容認している警察と多種多様な裏稼業の面々で、悪事を働くというより〇〇仕事人みたいな感じばい。
にわか(せんべい)、博多通りもん、めんたいこ、とんこつラーメン、中洲屋台、博多祇園山笠、博多ポートタワー、博多駅、西新、博多埠頭、バッティングセンター(結構有名)などなど、博多もんならみんな知っとることばかりやったね。
殺し方もどちらかというと派手やけん、血が飛び散るシーンが多かばい。苦手な方は気をつけんしゃい。
殺し屋の話に博多豚骨ラーメンズというタイトルは、違和感があったばってん、各話のタイトルや内容を観ていくうちと分かるようになっととよ。
題材が題材なだけに酷いお話が多いばってん、そげん重くならんでテンポよくお話も進んでいくけん、観やすかったばい。
切りのいいところで終わってとるばってん、続きがあったらまた観たいね^^
OPは、岸田教団&THE明星ロケッツで、勢いがあってかっこよかー!
EDは、ジャズで洒落とんしゃばい。
最後に、やっぱり地元が舞台になるとテンション上がるばい! 本当の博多は、こげん治安の悪いところじゃなかけん、気にせず遊びに来んね^^
レビューを博多弁にするのは「波打際のむろみさん」以来やねw