シン さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ΠΛΑΝΗΤΕΣ
近未来宇宙のゴミ(スペースデブリ)が問題になった時代のデブリ屋(ゴミ収集班)のお話です。
この作品では多くの事を投げかけて来ててそれが薄いモノではなく毎話毎話考えさせらるモノでした。
仕事とは何か?会社とは何か?国とは何か?夢とは何か?個人とは?仲間とは?家族とは?友情とは?資本主義とは?人生とは?
答えは「すべては愛です!」
この主人公の言葉がしみるようになればあなたはもう田名部のとりこですね。しかし19話~雰囲気が変わり衝撃的な展開になりますここで本当の愛とは何かを感じれると思います。
技術面で言えばよく作り込まれた作品でした。世界設定が秀逸でホントにこんな世界が来るのではないか?なんて考えさせられる設定に惹き込まれますし、専門的な知識を元にしているのにとっつきにくい雰囲気がない所も凄いです。デブリ課の繰り出すコメディには毎回笑いました。どこか憎めない上司、個性豊かなサブキャラ達。どれも欠かせないピースでした。特に19話デブリ課最後の日は集大成の面白さでした。
エンターテイメントとしても高レベル芸術作品としても高レベル作者の訴える者も伝わって来る良作です。
なにより感じたのはキャラクターに血が通った作品でした、是非一度視聴して欲しい作品です。