serius さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ここから、ここから
最終回がこんなに完璧に綺麗に終わるアニメは本当に久しぶりな気がする。
異様に清々しく観終われたもん笑
この作品の良いところをざっと考えてみると、
・キャラが本当に生き生きしてる
・声優の演技が素晴らしい
・細かな演出
・ギャグセンス抜群
・シリアスさも兼ね備える
・完璧な伏線回収
・笑えて泣ける
・名言製造機
・OP、ED共に最高
・BGM、挿入歌も最高
僕は勝手にこのアニメを日常系強化版ってことにしてるんだけど(基本キャラ同士の掛け合い、1話完結で何気ない日常の場面を切り取りつつも、南極へ行くという設定、物語全体を流れる日常系にはないしっかりとしたストーリーなどから)、この方向性で1クールのアニメとしてはこれ以上ない最高の出来だったと思う。いや、マジで。
語りたいことたくさんあるんだけど、何から話せばいいか。
{netabare}まずは最終回から語るか。
とにかくオーロラのシーンは前後含めてめっちゃ良かった。あのお母さんからのメールの演出は神がかってた。その後の報瀬が笑って、『知ってる』っていうところはもう良すぎてなんも言えねぇ。隊長も良いアシストやったなぁ。
地味に日向のコンビニの店長?が粋な人だった。
あ、EDの入りが素晴らしかったねぇ〜
メインキャストの4人の名前が1人ずつ紹介されてく演出は震えた。
めぐっちゃん北極勢ラストも良かったなぁ。
キマリは主人公してたね。
もうちょっと最終回語るか。
隊長が藤浪になってたの笑ったわ。
松岡くんが餌食になってたのも笑ったわ。
ノーパソ渡して、もうなくても大丈夫っていう報瀬を観て泣いた。
隊長も報瀬が来てくれたおかげで救われたんじゃないかな〜オーロラを眺めてる隊長のシーン良かったねぇ。
氷見さんは良いオタクやったなぁ。
ゆづきにはドラマ頑張ってほしいなぁ。
最終回これくらいにしとくか。
次はギャグシーンでも語るか。
まずは、南極行くのがお母さんにばれるとこね。
あそこの一連のシーン最高に笑った。そっ閉じね。
それから、ドリアンショーの話の報瀬。
あるぇ〜?の言い方よ笑 花澤香菜最高だわ。
基本報瀬のインタビュアーシーンのテンパり具合は総じて好きだわ笑
松岡くんは安定して面白いね。
あと、キマリは喋り方というか、細かい表現が面白い。水瀬いのりが上手いというかね。さっきも言ったなこれ。
それで声優の話に移ると、
まず、全ての声優素晴らしかった。
実力派揃いというか、豪華なラインナップだったし。
その中でも、花澤香菜は改めてすげぇんだなって見直した。
これまで数々の人気アニメに出演してきただけあるな〜ってね。どこ目線だよって感じだが。
花澤香菜演じるザ・可愛いっていうキャラよりも、報瀬みたいな演技のほうが好きだな〜って思った。
っていうか、報瀬はマジで好きなキャラだった。
すごい人間臭いというか、こうと決めたら絶対ってとことか、テンパりやすいとことか、いちいちダサかったりするとことか。全部好きだなぁ。
特に日向と接する時の報瀬はかっこよかった。
日向にはもっと自分のことを大事にしてほしかったんだと思うし、自分が信じるものが絶対の報瀬からすると余計にそう感じたんだと思う。
あれくらい意地になって強引になってくれるところは、友達からしてみれば嬉しかったりするんだよなぁ。
終盤は物語が煮詰まっていくのにそって、けっこうシリアスよりになっていくんだけど、嫌な感じのシリアスさじゃなくて、よりキャラを好きになるし、このアニメを好きになるのに不可欠なシリアスだった。
12話で宇宙よりも遠い場所のダブルミーニングに気づき、号泣したことは内緒。
てか、日向回と報瀬回は泣くわあんなん。
{/netabare}
総評
毎週けっこう軽い気持ちで楽しんで観てたんだけど、最終回を観てる最中とかはちょっとしたことに感動したりして、知らず知らずのうちにどっぷりこのアニメに入り込んでたんだなぁって実感した。
終わって初めて来週からこのアニメ観れないことに愕然としたし、寂しい気持ちもあるけど、それでもなんとも言いようのない達成感ないしは充実感があって、不思議なアニメだなぁって思った。
それだけ、ギャグ、シリアスのバランスよく、キャラ、声優の魅力十分で、OP、ED共に最高で、ストーリーが完全にハマったアニメだったのだと。
リアルタイムで観れて良かったな。
さあ、来週から再放送を楽しむぞ!笑