buon さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

Ｔｈｒｏｗｎ　Ｓｔｏｒｙ

こういう特徴を符号が立つ？　記号が立つ？　っていうのかな。
おっかなびっくり優しい子
オタク和服元気っ子
女たらし風味大人っぽい美女
愛らしいおどおどちびっ子
の４人が仲良くちち繰り合います。

最後まで観といてなんですが、
あからさま身長が低い、中身も幼いが高校生って得意ではありません。
身長低くても重ねた時間に差はないのだから、それなりの高校生に成長していると思います。
なので幼さを求めるならせめて中身か外見かどっちかにしましょう。
欲張りダメ絶対・・・けど、たまには。。。

ちびっ子も含め、そんな悪いヤツらではなく、
むしろ平和で優しい人々なのでそれなりに楽しく見れます。

その世界で厳しい点があるとすれば、
ハナちゃんと万年さんの二人の状況だけ。

正直、ハナちゃんと万年さんの物語は楽しかったし、
それを見たいがために観たようなものです。

高校浪人？留年？した人でリアルに会ったことあるのは一人しかいないので、
ちょっと興味がそそられました。
その人とは仲いいわけではなかったので
どんな経緯で２０歳に高校を卒業することになったのか分かりませんが、
ざっくりとイイ仲間との出会いがあったことだけは知っている。

予想はしていましたが、
最終話までにハナちゃんがその問題と体当たりでぶつかるとこまでは行きませんでした。

内面的に、
ハナちゃんはかわいいのと、
タマちゃんがちょこちょこかわいいのと、
万年さんがたまにかわいいので、
続きがあるのなら観るかも知れません。


この作品を観て気付いたこと、
日常系って何で差が出てるのかなぁ、何でツボるかツボらないのか分かれるのかなぁとふと思ったら、

生々しさ。

やはりどの作品を観ても特徴立ったキャラに溢れているのですが、
そこから外れた個人として個性としての生々しさ、が楽しいようです。
何をもって『生々しさ』なのかはフィーリングなので、
結局、まだ勘の域をでませんが。

その点を感じられる日常系作品は、ゆゆ式、ふらいんぐうぃっち、ひだまりなど、
登場人物だと色んな作品にちょいちょいおります。

この作品の登場人物は生々しさがあんまり感じられませんでした。