ぺー さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
くっだらね~と声に出しながらしっかり完走
2018.03.29記
CMで流れる「おっ○いドラゴンの唄」の破壊力にやられ、元ネタを探して辿りついた本作。評価もそこそこだったので、とりあえず1話観てみることにしました。
・・・そしてそのままずるずると最後まで観てしまいました。
・・・そう、観てしまったという表現がしっくりくるこの感じ、嫌いじゃない。
女性キャラがよく脱ぐところを除けばいたって王道の展開です。
そうです、よく脱ぎます。ひとり子猫ちゃんを除き、晒すことへの恥じらいは皆無です。脱ぐだけではなく、服が溶けたりもするので結局晒されることになるのですが、これでもかと惜しげもない感じなので、むしろエロスを一切感じません。
レビューに戻ると、主人公のキャラ設定は良く、王道展開を支えるための背骨になっておりました。
バカだけどバカゆえにまっすぐ突き進んで理不尽を突破していく、的なアツい展開は嫌いではありません。そんな物語後半の展開を支えるためのキャラ設定として、四六時中スケベなことしか考えてない(様にしか見えん)主人公のもともとの位置づけが、多少ネジの外れたバカ要素を表現するのに一役買ってます。
王道展開が陳腐にならないためのスケベ要素と思えばよく練られた作品といえなくもない。
肩の力を抜いて、頭からっぽにして観るにはちょうどいい作品でしょう。
ただ、エロ要素が中学男子向けっぽいとかいう理由ではなく、おバカキャラ一点突破の胸アツ展開は、女性にはあまり好まれないタイプの作品かと思います。意味のある裸ではないのと合わせて、彼女や奥さんと一緒に観るもんではないですね。
独り画面に向かって
「くっだらね~」
とつぶやきながら、胸をアツくさせてみてください。良作です。
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2018.09.14追記
《配点を修正》
意外と女性視聴者でもイケるんじゃなかろうか?という仮説を立ててみる。
キャラに媚びがあると「こんな女!二次元オンリーだわ」と成りがちだが、こちらは媚びもエロも突き抜けて針が振れちゃっており、まるで別の生き物(実際に悪魔だったりするのだが、、、)を見てるような錯覚に陥りそうなものだが・・・
うーんん、、やっぱ無理無理(=^・^=) お○ぱいぷるるんの時点で閉店のシャッター音が聴こえてくるのがわかる