イス さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
「ホムンクルスの俺が人類を救ってみた件」というタイトルにしてみては?
fateの看板を背負っているならと見始めましたが肝心の中身は聖杯戦争の設定を借り、原作のように正義についてちょろっとかじりつつキャラは多いものの設定が薄ーいお話でした。設定はfate。だけど作り込みの格が違うと思います。
ジークに全く感情移入出来なかったのがつまらなく思えた原因でしょうか…。
{netabare}ジャンヌが惚れた理由が分からない、人間を救うのに一生懸命になる理由が分からない。
そもそも魔力タンク扱いのホムンクルスが心臓を貰い受けた程度でサーヴァントを何度も憑依させて闘う?
消滅したはずのバーサーカーの力が残っていたからシロウと互角に闘えた?{/netabare}
彼はふわ~っと物語に矛盾のないように難なく壁を突破してしまうのです。
戦闘シーンは22話{netabare}(カルナvsジーク、アタランテvsジャンヌ、アキレウス){/netabare}の作画が好きです。
ufotableの描く戦闘シーンはスローにしても速くて、繊細に人間離れした戦闘を表現しています。
一方Apocryphaは崩して崩してでこれ何が起きているかもう分からないけどなんか凄いのは分かる!という感じです笑。ダイナミックでよく動くし良かった。