oneandonly さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 2.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
微妙な2人の関係性の続きが描かれた作品
世界観:6
ストーリー:6
リアリティ:4
キャラクター:8
情感:6
合計:30
二学期が始まり、試験で一位になった大神と狩生が委員長になる。狩生は日代に手を抜いたのではないかと詰め寄るが、日代はどこか上の空で…。実は花火大会以来、海崎のことで頭がいっぱいになっていたのだった。日代はこの気持ちにケリをつけるため、夜明を呼び出し問う。「海崎さんもリライフ被験者なんじゃないですか?」
(公式サイトより)
TV版本編が楽しめた作品だったので、Amazonプライムで視聴できることを知り、すぐに見ました。4話だけだったので一瞬で観終わってしまいましたが、中途半端だった部分もカバーされ、無難ながら締めくくられたのは良かったと思います。
点数は本編と比べて下がってしまいました。その理由は、{netabare}まず、モブキャラのあからさまな手抜きですね。かまいたちの夜かよって思ってしまいました。記念撮影の時だけ少し書いてくれていましたが、海崎の隣に眼鏡君を配置してまた楽してるし。
それから、記念撮影の関係で、海崎が写真に残ってしまうのはどうするのかを問い、夜明さんか杏がそれは別の部署の仕事でって言ってるシーンがありましたが、この作品でそこ突っ込ませて何自爆してんのと笑ってしまいました。
日代さんがマジックで手に書いていたのは古典的でしたね。私はマジックペンが見つかった時に、マイクのように見えた連想で、ICレコーダー仕込んでたのかって思ったんですが。海崎との電話を録音したり、デートをビデオで録画しておくとか、何とでもできたように思います。
杏の思いで2人を採用できてしまうとか、リライフ研究所は本当にコスト意識ない不思議な組織でした。
最後のシーンは記憶が戻るような演出でしたが、記憶が戻るのではなく、思い出の詳細を話しながら、お互いが自分の記憶の中で欠けている部分を補完していくように特定していったら良かったように思います。
あと、久保田利伸のLA・LA・LA LOVE SONGの入る所は思わず笑ってしまいました。相変わらずの懐メロも良かったです。{/netabare}
ということで、リアリティ面を中心に評価は下がってしまいましたが、ヒシロンの可愛さと海崎の大人の葛藤を楽しめる作品でした。微妙な2人の関係性の続きを知りたい方は確認してみてください。
(参考評価推移:3.8→調整3.7)
(2018.3視聴、2019.1調整)