明日は明日の風 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
毎回ラーメンが食べたくなる不健康まっしぐらなアニメ(誉め言葉)
原作未読。実写はちょこっと見た。
やっぱりアニメの方がいい。
ラーメン大好き…と言えば「小池さん」と言いたくなる世代の自分。意識しているのはタイトルだけでわかります。
小泉さんの方ですが、とにかく終わるとラーメンが食べたくなる、本当に飯テロ以外何物でもない作品でした。店、インスタント関わらず、ラーメンと名が付けば何でもオーケーという点、どんなラーメンでも決して貶すことなく良い点を伝えることがこの作品の特徴です。なので、不快感がありません。あるとすれば、悠のストーカーくらい(笑)。
キャラは主人公の小泉さんはぶれない性格、悠はめげない体質、美沙はアイドル気質、潤はまさに委員長と、個性的。小泉さんがラーメン食べるときになんだか分からないうちに絡んでしまって一緒に食べることになる→そして幸せな気分になるという単純明快なショートストーリーの積み重ねです。なので10~15分アニメでも良かった気がします。
作画はまずまず、中の人たちはとても良くマッチしていたと思います。OPの歌詞「もう平らげて、平らげて、もう平らげて…」「冷めないように、冷めないように」とか、言葉を繰り返すので、耳に残りスギです。EDのCM映像は半分くらいかな? たぶん、最後のセーラー服で人混みに紛れているのは斉藤由貴の「青春という名のラーメン」だと思うが、懐かしくてちょっと涙が出た。斉藤由貴がすきだったからなぁ…
取り立ててこれが素晴らしいというところはないのですが、かといって、難癖をつける要素も少ないというのがこの作品の特徴ではないかと思います。
気軽に何か見たいという方にお勧めです。ただし、ラーメン食べたくなること必至です。