鸐 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
タイトルなし
2011年のアニメから監督や脚本が変わったからなのか、ストーリーや雰囲気は記憶の青エクとは似て非なるものになっていました。
こちらの見どころは、戸惑いや妬みといった負の感情やそれに伴う動きが人間らしく描かれているところでしょうか。
スタイリッシュバトルアクションのような現実離れした話の方が好みなんですが、現実味が強くてこちらはこちらでアリなのかもしれないと思いました。
その割にギャグチックなのが解せないのですが、良い緩急であったとポジティブに捉えるべきでしょうか。
物語の視点が主人公の燐よりも、雪男に重点を置いているようで、W主人公モノとして昇華されていますし、しえみ・出雲・竜士・廉造・子猫丸等が一人称の感情もしっかりと描かれているので、群像劇的な見方も出来ます。
少年漫画っぽくないですが悪くないです。
作画的に印象深かったのは12話の竜士が畳を歩くところでした。
足フェチ心をくすぐられました。
キャラや声優音楽は良く分からんです。合っていないような、そういうものなのか。引っ掛かりはあるんですけど、迷いやミスではなさそうなので、感性の違いの問題なのかも。
自分は微妙に感じてしまいましたが、好きな人は好きかも知れませんね。