オリヴィエ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
南極なのに世界一熱い友情物語
ストーリーとしては、行方不明になった母の愛した南極を目指している小淵沢報瀬がうっかり落としてしまった封筒を主人公のキマリちゃんこと玉木マリが拾ったところから物語が始まる。
女子高生が南極なんかに行けるわけないと周りからバカにされつづけたしらせは遂にキマリ、日向、結月とともに南極チャレンジ隊として南極に・・・!?的な感じ。
{netabare}6話の日向がパスポート無くした時、ここまで意地で溜めてきた100万を『気を遣うなって言うならはっきり言う!気にするなって言われて気にしないバカにはなりたくない!先に行けって言われて先に行く薄情にはなりたくない!』とやっぱり意地はって日向の為に使おうとする報瀬ちゃんが、その後のオチも含めてほんとかっこいいし愛おしい。
そして12話の母親のPC見つけて報瀬の誕生日1101でログインしてメールBOXには報瀬から届いた1101通のメッセージが表示され、もう受け取る人はいないと心から理解した報瀬の慟哭。それをドア越しに泣きながら見守る3人!{/netabare}
等々印象に残るシーンも多い。もう素晴らし過ぎるでしょ・・・。
背景も凄いし砕氷船やらの設備なんか実写か?と思えるぐらいだしなんかもう凄い。
音楽もOP、EDはもちろん結月がうたってる『フォローバックが止まらない』まで結構凝ってていい。
特に好きなのはOPの『The Girls Are Alright!』あのサビ前の『大切な皆がいればきっと平気ここから遠い場所までLet'sGo!』は歌詞もリズムもかなり好きですはい。
最終話も楽しみに待ってます!ヾ(。・ω・)ノ
最終話感想
{netabare}報瀬母PCの送信トレイ(1)は絶対泣かせる系だと思ったのに!「本物は一万倍綺麗だよ」というオーロラの写真でした。それに『知ってる』で返す報瀬ちゃん。母と同じ景色を見て母と同じ時間を過ごしたからこそ言えるこの言葉本当によかった!
そして100万を「おたから」としてPCがあった場所(小淵沢天文台建設予定地)に置いてくるっていう驚いたのと同時に報瀬らしいなぁと思った。
最後めぐっちゃんの「私は今、北極だ」はちょっとやりすぎな感もあるけどまぁうん。{/netabare}