ひいらぎ さんの感想・評価
3.8
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
女子高生が何のために南極へ行くのか?
この時点で、録画ではなく暇な時にアマプラで観る事にした作品ですが
いざ観てみると、過去にも思い込みで見逃した名作があるのではないか
と気付かされました。
女子高生は4人です。
Aさん:好奇心は旺盛だが、一歩踏み出せない
Bさん:母親が行方不明になった南極に行く事だけを考えている
Cさん:人間関係で学校を中退してコンビニでバイト中
Dさん:北海道在住のタレント
AさんとBさんが出会うきっかけは、Bさんが落とした南極行きのお金を
Aさんが拾う事です。
(ちょっと無理があると思ってますが、許容範囲です)
その後Cさん、Dさんと出会う訳ですが、Dさんがタレントである事が
重要なポイントです。
SNSが発達している今だからこその設定です。
(歌はないですよ!)
男子高校生が4人でも話は成り立ちますが、女子高生タレントの方が
違和感が無いですね~
この作品中では南極の昭和基地が民間に移譲されています。
民間であるが故の問題に悩む大人の存在も見所です。
学生さんや、社会人一年生位では解り難いかもしれませんね。
キャラデザは癖がありますが、美術はロケハンをしっかりやって作画
しているとしか思えず好感が持てます。
内容もさることながら、OP、EDは画も歌もすばらしい出来です。
OPの出だしは、今まで見た事のない演出が特にお気に入りで、毎回
飛ばさず観ています。
迷っている人はまずOPを観て判断して下さい。
本編もきっと気に入るはずです。