※アニをた獣医師 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
すごく好き♪ 今見ると泣いちゃうっす…
ロボットが普及した世界。その京都が舞台である。
飛行機の事故でハルという男性が亡くなる。
恋人であるくるみは悲しみ、祖父がロボットであるハル、ロボハルをおくる。
{netabare} くるみはロボハルを拒絶する。ロボハルはそれで世話をしていきながら、ルービックキューブを見つける。ハルには、『くるみと暮らす』という文字のルービックキューブがあり、くるみのものには別の願いが。そういって仲良くなっていく。 {/netabare}
物語は進んでいき、なんだかんだ良い感じになっていく。だがどこかに違和感があった。
{netabare} りゅうというハルの親友だった彼が真実を突きつける。喧嘩のようになってしまったが、彼はロボハルに、死んだのは彼女の方だ。という。
そう、ハルは死んでおらず、事故で亡くなったのはクルミだったのだ。喧嘩別れをして責任を感じ、逃避してしまった。
そして、ロボクルミを助けに川に飛び込むハル。
くるみと会話する。そうしてハルは受け入れる。くるみの死を。
{/netabare}
切なく悲しいが、良い物語です。
特に曲の日笠さんの、終わらない詩はこの映画を表しています。
この作品で教えられたことは、相手のすべて、自分のすべてを受け入れる。それが良いことでも、不条理なことでも。それを抱えて前に進むということでしょうか。私はそう思いました!
ルービックキューブに込められた思い。
今日を後悔せずに生きていく。