しるまりる さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
勇者と愚者は神一重
まず、小学6年女児の変身シーンで局部をこれまでもかと強調するのはやりすぎだしあざとい。僕はそこまでロリコンではない。製作陣は変態ロリコン。
ひたすら自分でみんな抱え込んで無謀な自己犠牲に突撃する少女たち。自己犠牲に次ぐ自己犠牲。
いくら自己犠牲が美しくて尊いものとしても、それは最終手段として選ぶのでなければ、見えてくる姿は「勇者」ではなく「愚者」。
大人にひたすら騙され、神に利用され、それでも目を開こうとせず考えを巡らせようとせず、すぐ目の前の単純な答えに身を投じる。
なるほど、「勇者」とは神が利用しやすいコマとしての素質を備えた存在をいうのだろう。
とフラストレーションがたまってきてからの最終局面であるからこその僕の涙。
名作との評価を下すことはできないが、こういうアニメがあっても、まあいいでしょう。