ヲリノコトリ さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ジブリベスト10のためのレビュー
【あらすじ】
喘息の療養を兼ねて夏休みの間、田舎に遊びに来た少女。彼女は複雑な家庭事情に自分を見失っていた。そんな中、水辺に立つ朽ちた洋館に彼女は何かを感じる。そこに住むと話すマーニーという少女は何者なのか。
【成分表】
笑い☆☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛☆☆☆☆☆ 感動★★★★☆
頭脳★★★★☆ 深い★★☆☆☆
【ジャンル】
ジブリ23作目(2014)、謎解き、少女成長もの、家族
【こういう人におすすめ】
ジブリかどうかはさておき、ちょっと凝ったストーリーのアニメ映画見たいと思っている人。
【あにこれ評価(おおよそ)】
66.7点。あにこれ点数順では第17位。
【個人的評価】
普通に楽しめたジブリ作品の一つ。
【他なんか書きたかったこと】
ルパンベスト10を作った流れでジブリベスト10とコナン映画ベスト10に挑戦中。一般人でも分かるアニメ映画シリーズのベスト10があれば、私自身を理解してもらいやすいかなあと。
ジブリ作品に共通するテーマとして「水の表現」と「対立」と「内包」があるというのをどっかで聞いた気がします。まあ水なんて2時間分のお話作ったらどっかで絶対出てくるし、対立と内包なんて曖昧な言い方したらなにかしら無理やりこじつけることは可能だと思いますが、その辺を踏まえてみてみるといいかもしれません。
↓以下一言くらいの感想
{netabare}
宮崎駿監督引退後の作品。ジブリ作品としてはかなり対象年齢が高い印象。私はながら見してしまったが、「マーニーは何者なのだろう」と考えながら見ると、推理好きにはかなり楽しめる作品だと思う。
ジブリの系譜として「冒険」と「少女の成長」があると思うが、この作品は後者に特化している。冒険要素もなくはないが、壮大さはない。それも加えればさらにいい作品だったかもしれないが、そうなるともう原型がないのでこれでいいとおもう。
正直ジブリのベスト10に入れる人は少ないと思いますが、これを入れないと「千と千尋の神隠し」以前の作品ばかりになりそうで、あまりに偏った懐古厨のベスト10になりそうだったのでランクイン。
9位10位辺りでこれと迷った作品が多数あるのでメモしておきます。
「ハウルの動く城」結構意見が割れる作品ですが、女性では好きな人が多い。
「猫の恩返し」うちの家族イチオシ。お察しの通り彼らは細田監督も好き。
「借りぐらしのアリエッティ」近年の冒険ものならこれか。でも世界がちっさい…。
「風立ちぬ」私は割と好き。でもなぜかもう一回見る気が起きない。
{/netabare}