ヲリノコトリ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ジブリベスト10のためのレビュー
【あらすじ】
アドリア海で空賊狩りをする正義の豚、ポルコ。空賊に雇われた凄腕の飛行機乗り、カーチスとの戦いの末に彼が得るものとは……。
【成分表】
笑い☆☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛★★☆☆☆ 感動★★★★☆
頭脳★★☆☆☆ 深い★★★★☆
【ジャンル】
ジブリ7作目(1992)、飛行機乗り、豚、シブい
【こういう人におすすめ】
意外と観たことないひとが多いジブリ作品。たぶん見たほうがいい。
【あにこれ評価(おおよそ)】
83.2点。良作。あにこれ点数順では第8位。
【個人的評価】
私的には2位だが、ジブリの主な派閥に私が紛れ込むとしたら「くれ豚派」。
『自分のお気に入り』『おすすめしたい作品』
【他なんか書きたかったこと】
ルパンベスト10を作った流れでジブリベスト10とコナン映画ベスト10に挑戦中。一般人でも分かるアニメ映画シリーズのベスト10があれば、私自身を理解してもらいやすいかなあと。
ジブリ作品に共通するテーマとして「水の表現」と「対立」と「内包」があるというのをどっかで聞いた気がします。まあ水なんて2時間分のお話作ったらどっかで絶対出てくるし、対立と内包なんて曖昧な言い方したらなにかしら無理やりこじつけることは可能だと思いますが、その辺を踏まえてみてみるといいかもしれません。
↓以下一言くらいの感想
{netabare}
ジブリ黄金時代中盤の良作。世間では中堅どころの認識だが、一定数のジブリファンが1位に挙げる作品で、ジブリ作品に「笑い」を求めるとしたらこれ。ジブリ内の系譜としては「天空の城ラピュタ」→「紅の豚」→「風立ちぬ」で宮崎駿監督の「飛行機好き」の傾向が分かるが、この3作品のテーマは大きく異なり、それが逆に面白かったりする。
「飛行機で並走しながら真横に銃を撃つと当たらない」という割とどうでもいいところが印象的で、私に物理学の面白さを教えてくれた最初の作品だったかもしれない(笑)
慣性はあるけど空気抵抗で曲がるんだよね多分。まあとりあえず……そういうところを考える作品ではない(笑)
{/netabare}