yHxBt00271 さんの感想・評価
4.0
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
主人公ぇぇ‥
二期の話全体としては、シャナと悠二が喧嘩しながらも鍛錬しながら仲を深めていき、その光景を見た吉田一美が焦って勝負に出る。恋愛でも徒や紅世の王との戦闘でも両者または両勢力の激突が最大の魅力なんじゃないかと思います。
この坂井悠二君、ラノベ主人公特有の超絶鈍感系スキルを持ち合わせているのですが、徒がどのような自在法を使ってるのかや、フレイムヘイズたち専門家でさえ推察できない敵の行動パターンを分析して、相手を倒す術まで編み出す脳があるくせに、女の子の感情を分析できない矛盾っぷり。 そして、自分が零時迷子保持者であることの認識の低さ、自分が何をやるべきなのかが分かってないなど、色々と必要な要素がとことん欠落しているのです。 シャナはなぜこのような男を好きになってしまったのか‥ 甚だ疑問に思えます‥
吉田一美に関しては、こういうキャラが私は嫌いなので、どうしても偏見になってしまうのですが、坂井悠二が好きで弁当を作ってあげたりして努力してるのは認めるのですが、どうも有難迷惑感が否めない感じなんですよね‥
恋愛経験などの人間関係に疎いシャナに焦りを与え、成長を早く促す役割と考えれば必要なポジションだとは思うのですが、もっと他になかったのかと言わざるを得ませんでした。
物語としてはキャラを除けば、文句のつけどころのないものだったと思います。
ファンタジー作品としてはとてもよくできていて、原作者の独自の世界観があって素晴らしかったと思います。
長文失礼しました。