「奏光のストレイン(TVアニメ動画)」

総合得点
60.1
感想・評価
100
棚に入れた
516
ランキング
6020
★★★★☆ 3.5 (100)
物語
3.5
作画
3.4
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.5

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

こまたち さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

兄さんと人形に依存した少女の狂気

2006年放送。色々と救いようのない鬱展開のロボットアニメ。

何というか色々と狂気じみたアニメでしたね。最愛の兄に仲間を皆殺しにされたあげく、自身のミミックも破壊されて、、。その真意を確かめるために軍の訓練生になり、どんな嫌がらせや過酷な訓練にも一切動じない鋼の精神(ブラコン愛)を発揮。ときを同じくして、パートーナーを失ったミミック搭載型人形エミリーに自身を重ねそれ以降、他者とは群れずに人形に一方的に話しかける狂気の主人公が誕生。・・・文章にしてみるとより狂気じみて感じられますね(笑)
ラストは最愛の兄を容赦なく殺します。しかもその兄から想いを託されて、その想いを受け継ぐと決意してハッピーエンドという流れ。・・・うーん、なんでしょうね、この微妙な終わり方…。この裏で二大国家の大決戦が行われてるはずなんですけどね。結局何も取り上げられなくて残念(もちろんそれが焦点でないことは理解しているが…)。

このアニメ、主人公や兄の狂気的な部分は楽しめるのですがそれ以外がからっきし平凡でしたね。作画は並でキャラデザは一部崩壊気味、音楽は印象に全く残らず、声優さんの演技は下手。ストレインのデザインは格好良いが、武装や進化が乏しい。おまけに敵メカは弱すぎるうえ、デザインがダサい。あの戦力差でよくも幾年も戦争を続けられたものだと敵国側に関心しましたね。

総評として。1クールという制約があったのは理解しているが、それでも物語全体として平凡すぎました。部分的に切り取ろうとしても印象に残るシーンはなし。「悪くもないが良くもない」、そんな作品です。

投稿 : 2018/02/28
閲覧 : 541
サンキュー:

1

奏光のストレインのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
奏光のストレインのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

こまたちが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ