みのるし さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ヴァイオレットちゃん!て言いにくそうやったなー。
1話は見逃してしまったのですが、2話からがっつり見さしてもろてます。
めちゃくちゃ面白いです。そして毎回泣きます。
腕を失くすほどの大けがをして命からがら返ってきたとても美しい帰還兵の女性。
うーん。実にアニメっぽい設定でボクは好きだ。
その子はどおゆうわけか感情を持たないロボットみたいな人格の持ち主で、それが代筆屋(司法書士のことではありません)とゆー商売に関わっていくうちに愛とゆふものに触れて・・・。
・・・ほて、どないなるんですか。最終的に。
毎回泣かせてもらえるんですけども、ヴァイオレットちゃんの行いは常にやれとゆわれたんでやりましたってスタンスなんで、泣いたり感動したりするのはあくまでヴァイオレットちゃんのサービスを受けた側が勝手に感動したり泣いたりしてるのですよ。これは見ているボクも含めてですな。
ヴァイオレットちゃん的には『は?なんでないてるんですか?』ってなもんだったんですが、だんだんそおゆうことがどおゆうことかわかってきてるって感じですな。
見ててこれは難儀やなーと思うのが、要するにヴァイオレットちゃんが本当の愛に触れて度し給うとゆうかまあ幸せになるとゆーアレならなるほどよかったなとなるんやと思うんですが、帰還兵の抱える精神的な苦悩とゆうかそおゆうところも実にしっかり描いているので、この部分についてヴァイオレットちゃんは心の解放を得られることはないだろうと思うわけです。
なので、ほなこのハナシの落とし所はどないなるんやと思うわけです。
ひょっとしたら最後自ら命を絶つとかそおゆうハナシにだけはならんよう切に願いますけれども。
いずれにしてもここから大ずめですぜだんな。
1話たりとももはや見逃せまい!
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とゆうわけでやっとこさ最終回みましたがな!
なんだか特殊部隊並みのケタ外れた身体能力をアレしてばったばったと悪者をたおし、ピンチを救うスーパーガールなヴァイオレットちゃんに違和感をぬぐえないといった批判を散見いたしました上で見たんですけども、まあボク的にはそこんところに違和感はありませんで、むしろやれやれもっとやれな感じでヴァイオレットちゃんやるじゃねえか!的な見ごたえのあるシーンだったなと思ったくらいでした。
ほしたらこのハナシはええ感じで終わったんかいなとゆわれると、ちょっとちゃいましたな。
ボクなんかが激しく違和感を覚えたのは、ラスト近くにブーゲンビリア夫人とハナシしてめっさ泣くところがあったんですけども、この作品のテーマの〆といっても過言ではない重要な、そして超感動するシーンにそのシーンを持ってくるとゆうセンスにです。
おそらくはそんなことにはならないんじゃないかと思ったのですが、ああそうかヴァイオレットちゃんの特異な経歴からする人生観をもってしたらそうなのかもしれないなと納得しないこともないのですが、そうだとすると『うむ!そのとおりだ!』と膝を打ってヴァイオレットちゃんとともにむせび泣くことができないじゃあ~りませんか!
うむ。でも、そのとおりだっ!といって一緒にむせび泣いた貴兄も大勢いらっしゃるやにも思いますので、そこはあくまでも個人的な見解としてとゆうておきます。
まあ、ようするにテーマが難しい過ぎるんですて。
こおゆうハナシはどんな終わり方してもあーでもないこーでもないと論争が巻き起こるもんなんですて。
まあ、巻き起こってないかもですけど(汗)。
そはゆうても、とりあえずはヴァイオレットちゃん的に心の解放は得られたようなので、ハナシとしてはまあよかったんじゃあないでしょうか。
とは思いました。
おわり。