ヲリノコトリ さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ルパンベスト10のためのレビュー
【あらすじ】
斬鉄剣でも切れない金属を巡るバトル。五右衛門に近づく女の影。
【成分表】
笑い☆☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛★★☆☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳★☆☆☆☆ 深い★★☆☆☆
【ジャンル】
ルパン三世、TVスペシャル6作目(1994)、五右衛門中心
【こういう人におすすめ】
「ルパン三世全部見るぞ」って人。バトル系ルパン。いろいろと節目の作品と思われるので、ルパンを語るなら見ておかないとお堅いファンにたぶん怒られる。
【あにこれ評価(おおよそ)】
65.5点。
【個人的評価】
普通に好きな作品。そして私にとってのルパンTV版低迷期における「雛形」と思しき作品。
『自分のお気に入り』『おすすめしたい作品』
【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
ルパンベスト10のためのレビュー。↓以下同文。
{netabare}
まだ私が無垢な魂をぶら下げて山野を駆け巡っていた頃、風邪をひくと隣町の小児科に行き、ついでに隣町のレンタル屋で「ビデオ」を借りてきて、布団の中でそれを見ながら、私の液性免疫が急性上気道炎を撃退するのを待つ、という風習が我が家にはあった。
その「ビデオ」(現在で言うDVDの立ち位置)はほとんどがアニメ映画であり、そのため私は、私が受精卵としてすら存在していなかったときの古いアニメ映画をほとんど知っている。
ジブリコンプリートなどは我が家にとっては序の口で、ルパン映画、劇場版クレヨンしんちゃん、劇場版ドラえもんなどはほぼ制覇したと思われる。 その中でクレヨンしんちゃんとドラえもんはあまり覚えていないが、ルパン三世は当時の汚れ始めた私の魂にジャストフィットしたらしく、各作品を非常に鮮明に覚えている。
で、今回ルパンベスト10を作ろうと思い立って、ついでに短めにレビュー書きます。最低でも10個書かなあかん(笑)
あ、ルパン三世のテレビアニメ1期もたぶん「ビデオ」で観てるんですが、さすがに作画が古すぎて心に留まらなかったようで覚えてないです。だから「ルパンは本来こういうものなのだ!」みたいなのは無理っす。原作も知らないし、というかモンキー・D・パンチさんが何者かもいまいちわかってないし、栗田貫一さんの声に何の違和感も感じてません(笑)
そういう若輩者の素直な感想です。
{/netabare}
ルパン作品書き散らしてきましたが、ひとまずこれでラストです。
私にとってはベスト10にギリギリ入るかというところの作品。
そしてなぜか、1995年のこの作品と、2003年の「お宝返却大作戦」以降の作品が、私の中で非常にダブる。どこがどうとは言えませんが。
そして調べてみると、なんとTVスペシャル版ではこれが歴代視聴率1位。さらに山田康雄さん(元祖ルパンの声の人)の遺作に当たるらしく、ひとつの節目の作品になっている。
「低迷期の作品はこの作品をお手本にテンプレートに作ったんじゃないかなあ」というのは、さすがにわたしの深読みだと思うけど。
{/netabare}