紫煙の心 by斑鳩 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
劇場版がまもなく公開
タツノコのリバイバル作品では一番面白かった。
先日、アメコミヒーローのクロスオーバー作品が放映されていたけど
あれもそれなりに面白いとは思う、けどタツノコのヒーロー物には
幼少の頃の思い入れもあり思い出補正があるせいか、ひと際よかったと
個人的には思う。
この評論を書いている時点で2017年秋期作品の中では物語が面白くて
一番集中して視聴できた。
ただ欲を言えばアクションシーンなどが全体的に暗い色合いなので
非常に見づらかったのはちょっと残念。
まぁ 本作は作画が3CG主体なので動きを滑らかに見せるために
色合いを暗めにせざるを得ないのだろうけど、やや暗すぎるきらいも
あったかな。
配役は敵味方ともによくできた配役でした。
特にヒーロー4人の配役は「これって配役は決め打ち?」と思う位に
よくハマっていたと思う。
総論として
本作は設定、脚本ともに良く出来ていて、懐かしいヒーロー達が集まり
無理難題に立ち向かっていくヒーロー物の王道的物語は私的にとても
おいしい作品でした。
原典というべき作品の中でポリマーだけ見ていないのが残念でしたが
私のように思い入れがなくとも熱いヒーロー物が行ける人ならば
十分楽しめる作品ではないのでしょうか。
個人的には11話のキャシャーンの超破壊光線から健の科学忍法火の鳥までの
くだりは鳥肌ものでした。
劇場版もまもなく公開せれるようでとても期待しています。