にゃん^^ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
彼女と彼女の元カレの思い
絵がとってもきれい
たぶん演出がじょうずなんだって思うけど
止め絵を動かしてるところがほとんどで
光とか影をうまく使って動いてるみたいに見せてるってゆうのも
白黒ってゆうのもぜんぜん気にならなかった☆彡
声優は監督さんがお話しを読んでるだけ(たまに女の人の声が入る)で
効果音がガチャガチャうるさかったみたい
(自主製作だからしょうがないけど)
監督さんのコメントは
「1999年の初夏から初冬にかけて作成した、自主制作アニメーションです。生活していくことの漠然とした寂しさ、微かな痛み、ささやかな温もりなど、言葉では伝えにくい感情を映像と音に託しました。」
にゃんは前にカラーのリメイクの方の感想書いたけど
前に見たリメイク(彼女と彼女の猫 -Everything Flows-)の感想が
「見てると生きてるのがイヤになってくるみたい」だったの
だって彼女が苦しい思いしててもそれを分かってくれるのは猫だけ。。
それもちゃんと分ってくれてなくって何となく。。
それで彼女は猫がいるからがんばってるけど
苦しまなくっちゃダメな世界ってぜんぜん変わってなくって
かわいそう。。
猫がいなかったら死んで楽になれるけど
それもできないでずーっと苦しまなくっちゃならない
ってゆうおはなしに見えたから。。
でも、今回ブリキ男さんとKarukozakaさんのレビュー読んで
猫は人間で猫は新海監督さんってゆうので
そうゆうおはなしじゃなかったんだなぁって分かったみたい^^
そう思ってこの白黒のおはなし見たら
「秒速5センチメートル」でフラれたカレが
オレといっしょにいたら彼女を分かってやれるのに。。
オレだったら彼女をフったりしないのに。。
ってグチグチ思いながら
今の彼女(ミミ)がいるのにいつまでも思いつづけてる
そんなおはなしに見えてきちゃった。。
そんなカレの気もちって何となく分かるけど
フラれて
「だれか助けて。。」って言っても誰も助けてくれなくって
「あてのない暗闇のなかを。。この世界はまわりつづける」
ってゆうのはきっと彼女と彼女のこと心配してる猫のことで
季節が変わって冬
彼女は分厚いコートを着て出てく。。
ってゆうのは彼女はまだ暗いままだって思う
これが季節が変わって春で。。
ってゆうんだったら彼女は明るくなったんだ♪って思うけど。。
ただ、「雪がふってる」ってゆうのは
イヤな世界が雪でかくされてくってゆうことかな?
それってイヤな思い出がだんだんうまってってゆうことかも?
それでさいごに「ぼくも。。それから彼女もたぶん。。
この世界のことが好きなんだと思う」って。。
たぶんカレって彼女がいるこの世界のことが好きだって思う
それにコメントで「生活していくことの微かな痛み」って言ってるけど
にゃんが彼女だったら好きな人にフラれちゃったままで
「この世界のことが好きだ」なんて思えないって思う。。
それに雪でかくれたイヤな世界だって
この世界ってまわりつづけてるからしばらくしたらまた出てくるし。。
にゃんはこの世界で生きてるってすごく苦しいって思うけど
監督さんって
「生活してるとなんとなくさびしくってちょっと痛い」って思ってるみたい
たぶんそう思ってる人だったら新開さんのおはなしが分かるのかも?
でも、にゃんはよく分からなくって
「たぶん、カレってそんな彼女の気もちが分からなかったから
やさしい彼女にフラれちゃったんじゃないのかな?」
って思ったけどちがうのかな?