アトランティス さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
劇場のワルキューレ
人々の精神を突如急変させ暴徒化させる「ヴァール化」現象。
それを沈静化するために結成された戦術歌姫ユニット、ワルキューレの劇場版です。
アニメはマクロスΔとして2016年に2クールで放送されていました。
今回の映画は、そのアニメを軸に新規カットや大幅な編集をして
総集編というよりはリメイクに近い感じで仕上げられていました。
2クールを2時間にしたわけですから、どうなるのだろう…と思って
劇場に足を運んだのですが、杞憂に終わったみたいで
ちょっと展開は早いかなー程度ですがしっかり作られていて
良かったです。
新曲含め曲が良かった!
序盤の戦闘シーンで「ワルキューレが止まらない」の
Take~ Off~♪ で戦闘機がリフトオフになり発艦していくシーンの
興奮に始まり、アニメの展開を追っていき、最後は感動のあの曲で占める…
マクロスΔ、ワルキューレの愛に満ちた作品でした。
アニメを見た人でワルキューレが好きな人はぜひ劇場に
足を運んでこの迫力を味わってほしいなと思いました。
カナメさんのシーンが増えていて嬉しかった(>_<
*以下好きだった、印象に残っているシーン語り
{netabare}
映画ではメッサーが助かるかもしれないとちょっと期待していたので
白騎士の弾丸を避けた時は「おおっ!」と期待していました。
ですが世界線は残酷な収束をするもので
カナメさんの腕の中で逝く所はこちらも泣きそうになりましたね。。
そこに響く「AXIA」の旋律がまた哀しい…。
クラゲ送りのシーンを最後に持ってきたのは巧いなと思いました。
その時、海で「Giraffe Blues」を歌うシーンで
美雲のセリフが変化していることに気づいている方はいらっしゃるでしょうか?
メッサーへの弔いから皆への感謝、これからも皆と歌い続ける旨の内容に変化しています。
劇中で一瞬「星の歌」を歌って覚醒していた美雲が
帰って来て心境の変化を得たこと、
カナメさんの「Giraffe Blues レクイエム」、
歌に乗せて2つの心境が重なっていて見応えがありましたね。
新曲について、
「ワルキューレは裏切らない」は「Absolute 5」と同じ感想で
Aメロがとてもカッコ良い!
ワルキューレの曲はAメロの音程が低くカッコ良い曲が多いですよね。(僕らの戦場も)
どんどん盛り上がっていき、サビになって最高に盛り上がる曲が多いですね。
「チェンジ!」は曲調の変化が激しく
映画で立体的なCGライブ映像を追いかけるのに必死であまり曲を覚えられませんでした…。泣
帰ってからハイレゾ音源を買ったのでまた聞き込もうと思います。
あとは、ウィンダミアの方たちのアニメのシーンが
かなりカットされていたのでやっぱり今回のメインはワルキューレだな、と。
「星の歌」が長く聞けて良かったです。
やはり美雲(JUNNNAちゃん)はすごい。
JUNNAちゃんで言うと彼女の1stミニアルバムのタイトル
「Vai Ya Vai」をレイナがちょこっと言うシーンがあって
製作者陣のヤヴァい愛を感じました。笑
また新曲と新規アニメが来ることを期待して
これからも曲を聴き続けようと思います(^_^;{/netabare}