ヘラチオ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
理不尽だけど、大半は人間の欲のせい
喪黒さんに目をつけられたら、基本的に破滅に向かってしまう作品です。でも、その結果を招くのは本人の欲望によるものが大半。
中でも印象に残っているのは{netabare}幸せに生活しているサラリーマンが喪黒に唆され、変装までして飲み屋へ行き、別の所に家族までできている回と、娘をアイドルにしたい母親の回です。前者は、大した欲がないはずなのに、欲があるように思いこまされるあたりが極めて理不尽でした。ずば抜けて理不尽。後者は珍しく、救いのある展開でした。通常なら、娘は取り返しのつかない状態に陥って話が終わりになりそうな展開のはずだが、母親が夢を娘に押し付けるのをやめて自らアイドルを目指すことになり、審査員はドン引きでしたが、丸く収まります。{/netabare}
EDを歌うのが高田純次ってなんかピッタリ。歌詞もピッタリ。欲に従いすぎるのは止めましょう。