四文字屋 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
オトコにとって、理想の恋愛相手の年齢は、「自分の年齢÷2+10」という《公式》にのっとって考えてしまうと、45歳の近藤店長の場合、32.5歳が理想ではある訳なんだけど、
17歳のJKではNGなのかと言うと、
そんな筈はなくて、
理想年齢っていうのは、
男にとっての真面目な(?)恋愛対象のことであって、
理想年齢より若い分には「あり」でしょう!普通は。
タイトルに書いた公式は、
疋田智さんからの受け売りではありますが、
つくづくよく出来ていると思うけど、
オトコの動物としての情動は「理想年齢」が上限だというぐらいの感じで、
お相手となる女性が若い分には、
下限はあるにしても大分若くてもオッケー、っていうか、
川端康成を引き合いに出すまでもなく、
オトコって、基本的には恋に節操など持たない生き物だと思うし、
店長も「店のみんなで俺をからかってる」と疑っていた(←これは実際そう思うところだろう)けど、
若い女の子に言い寄られたら、
美人局か?と疑うくらいの用心はするだろうが
基本的にはウェルカムな筈で、
これをそうさせないために、
店長の人物像を、枯れてて、臭くて、格好悪くて、卑屈な、バツイチ、という風に、
念入りにダメな中年男に仕立てあげてしまっていて、
この恋は真っ当なモノじゃない、というところからスタートさせているのが、
もどかしくも可笑しいところな訳だ。
でも実際の40代半ば頃って、今振り返ってみても、
ギラギラしてたし自信に満ち溢れていたし、
こんな疲れた40オトコって、ダメ過ぎでしょ~
近藤まさみさん、文学青年の成れの果てが冴えない中年ってだけじゃいかん!
もっと頑張んなさい!!
以上、
この作品では、だいたいが、あきら目線での話になってしまうから、
敢えて中年男について、大真面目に云々してみました!ww