イムラ さんの感想・評価
2.6
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
今、ホットなテーマだからこそ残念
<2024/5/18 追記>
自分の中で評点の基準を変えたので、修正レビューです。
(2.7→2.6)
レビューで書いた通り、なんか練り込みが足らないなぁと感じてしまう
100点満点換算で40点
<2018/2/11初投稿>
5話まで観てリタイアしました。
HIEと呼ばれる自立型アンドロイドが普及し普通に市販されている世界。
そのHIEを人間のように感じあれやこれやな感情を抱いてしまうことを「アナログ・ハック」と呼び、これが受け入れられる人とそうでない人がいる。
主人公の少年はある日、トラブルと共に市販品をはるかに超える高スペック(というか軍用品か?)の少女型HIEと出会います。
で、感想ですが。
やたら出てくるオリジナルの用語だったり技術的なものや仕組みなどがなんとも野暮ったい。
心理描写も今ひとつ、なんか不自然。
AIブームの昨今、「強いAI」(研究者の間では自我に近いものを持つようなAIをそう呼ぶそうです)の登場がほんの少しだけ現実感を伴うようになってきてます。
こんな時代だからこそ、こういうテーマをSF的に扱うのであれば技術的なこと、人の心理や社会に与える影響など、かなり深く調べ、考察し、さらにシナリオも練りこまないと観てる方もなかなか受け入れられない。
10年前、20年前ならともかく。
昔は一部のSFファンが空想して楽しむものであった「人のようなAI」ですが、今はそうでもないと思うんです。