さかまがはら さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
心が折れそうになる…がギリギリ完走
Fateは原作とかゲームとかには一切触れてません。アニメのみです。私はFateシリーズで最初に見たのはUBWです。そしてFateに興味を持ちスピンオフで評価も高いこの作品を見始めました。が、zeroはとにかく重い…。話には聞いていましたが予想を超える重さです。そしてこの作品の脚本の虚淵玄にはまどマギの時にも苦しめられました…。
とにかく登場人物の大半がクズい笑 主人公の切嗣から、言峰、ケイネス、その他もろもろ。極めつけはキャスター。こいつらのせいでドロドロの展開に。見ててホンマに辛い。1番うわ…てなったのはセイバー対ランサーの時。切嗣の「僕にはね…」のシーンで本気で嫌いになりそうでした。
正直言うとFateって本来重いもんだ…って受け入れるしかありません。そうすれば見どころが自然と見えてきます。まずはなんといっても作画。これで放送が2011年かってなります。それくらい綺麗。映画みたい。かっこいいキャラだってもちろんいます。僕が1番好きなキャラはライダー。最初から最後までかっこいい。まさに王。ついて行きたくなります。
全体を通して聖杯戦争の生々しさが表現されています。もしかしたら僕は見る順番を間違えたかもしれないです。UBWが胸アツな展開になっていくだけに、zeroはただただ辛くなってしまいました。アニメーション制作会社は2作品ともufotableで、zeroがいくら作画が良くても、その後に出たUBWにはかないませんしね。でも話の繋がりが見えて、こういう事だったのかって納得出来るところは楽しめました。でも見たあとに虚しさだけが残っちゃった感じです。僕はそういう作品はあんまり得意じゃないんです。
まとめると、僕はFateにかっこよさだけを求めてしまっていたのかもしれません。Fateの本当の良さはそこではないかもしれませんが、私の思考が中学生レベルみたいですね笑 だからどっちかといえばストーリーを噛み締めるタイプのzeroはあんまり相性が良くなかったです。