ニワカオヤジ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 2.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
リアルタイムで見てた世代です
本作が斬新だった点として、主人公がネガティブだとかヒューマンドラマ的なところなどが近年よく挙げられていますが、当時子供だったのでその辺は斬新であるとは気づきませんでした。アムロめんどくさい、カイ性格悪い、とは思ってたけど。
そんな子供にも斬新だったところは、なんと言っても同じ敵ロボット(ザク)が毎回、複数体出てくるところです。それまでのロボットもの(コンバトラーVなど)は敵メカは毎回違うデザインで、最後にドカーンと爆発して退場、でした。ウルトラマンや仮面ライダーも同様です。
なのでザクが大量に出てきてコロニーを落としたり、持ってる武器が違ったり、脚にミサイルポッドつける、ドダイに乗る、などカスタマイズされてたり、がすげー!と思ってました。 あと「量産型」という言葉も初めて知りました。まあ当時はビデオも資料もないのでザクが緑色だし「緑3型」と思ってましたが・・・
他にザクのデザイン、具体的にはモノアイ、ケーブルむき出し、排気口、マシンガンの薬莢、「ランドセル」という名称、なども全てがいわゆるリアルで、衝撃的でした。当然ガンプラもジオン軍のしか買いませんでした(笑)
だから最近の(といってもF91以降)のガンダムでは、ガンプラで見る限りモノアイのモビルスーツがあんまり出てこないっぽいので、見る気が起こらないんですよね・・・