tinzei さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
もったいない
面白い、デュラララ以上とは言わないけど見る価値はある。
年代別、場所別、そして人物別の出来事を同時進行で描いている、なので終盤まで物語の全容がつかめない、だから切る人も多いだろうがそこは我慢して見て欲しいな。
物語の主は列車の話(1931年)、そしてそこに至るまでの不死の話(1930年、1711年)、兄を探すお嬢様の話(1932年)、話の分かれ目は年代が出るのでわかりやすいが、正直一気見じゃないと辛い、普通に一クール分で見ていくとどういう話だったか忘れてしまう。
ストーリーが同時進行するのだから当然登場キャラも多い・・・てか多すぎ、終盤になれば一人一人理解できるが、最初はこれ誰だっけ?と思う人物が多数いた、まあ声豚ならwiki見ながら声優で判断できるだろうが、それ以外には少々キツイ。
というかこの作品の主人公は誰なんだ、最初見た時フィーロかと思いきや列車内だと泥棒コンビかジャクジー、ただよく考えてみたらデュラララも一応帝人が主人公になってるけど登場しない回もあったり結構曖昧だったから、まあそういうことなんだろう。個人的には泥棒コンビの掛け合いが好き。
このアニメで描いているのはごく一部のみ、何で一クール+三話で終わらしちゃったのか、ホントもったいない。デュラララだって原作14巻でアニメ65話、バッカーノは原作23巻もあるんだから最低でも三クールはできただろうに。というかそのバッカーノの失敗を踏まえてデュラララを伸ばしたのかな?