アニメの さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
近未来すぎッ <(^O^)>ワロタ
アニメは今から12年前に放送され、原作は1989年に出版された。
それを聞いて、ふるっっ → やーめた と思う人が多数存在すると思う。
まあ待ってくれよと引き留め、あわよくば見たいと思わせるのが
このコメントの存在価値だと思う。
舞台は2030年頃の日本を想定していて、国家を守る公安のなかの
小さな1つの組織の活動が中心に描かれている。話の中心は国益を守る活動
で人の命を守ったり、国内の情報漏洩を防いだり、危険を排除する。
そして、そういった中での緊張感、戦闘シーン、社会問題の闇が醍醐味では
ある。
だが、この作品の面白さや深みはそこだけでなく妙に哲学的なところ
であると思う。
特に”自分は何だ?”という質問をなげかけてくるところは、考えさせられた。
この作品では、多くの人間が自分の体のほとんどを機械に置き換えている。
また、その体は代替可能で壊れたらすぐ新しいものに替えられる。
そんな世の中でもともと説明しづらい”自分は何か?”という質問に
どういう答えをあなたなら提示するか考えてほしい。