退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
人間ならば、恥を知るべきだ。
この素晴らしい作品に、感謝と賛美を!
一切の無駄のない『繊細な線』で描かれた人物、背景、そして鮮やかな色彩で、
淫靡で非情な世界を見事に表現。
私の5感、6感、総てを刺激され、すっかり酔ってしまった。
ちっぽけな『私観』でこの作品の感想を。
神は
『ビンの中で蟻を飼い、それを見ている子供だ』
(私の好きな映画での言葉です。)
悪魔は
人間に、甘い言葉をささやく。
それに流される人間、耳を貸さない人間…
そこで『人』は分岐するのではないでしょうか?
あと
悪魔は「約束(契約)」を守ります。
善も悪も 同等なのです(なんか 良い)
私は、悪魔は『人間に一番近い存在』と考えています。
そして、天使。
一番の『悪』ではないでしょうか?
天使は決して人間を助けません。
意志を持たない存在なのです。
(神の命(めい)のみで存在するともいわれています。)
この作品で
『天使=傍観者』と、私は考えました。
メディアに流され、まわりに流され、意志をもたず…
『悪魔狩り』をする、醜い存在。
(滑稽な現代人への皮肉か、否か?)
神、悪魔、天使、人間、そして『デビルマン』
明君は、子供の頃から、人の為に泣く事ができる、優しく哀しく強い人です。
『デビルマン』になってもそれは変わらず、悲しみを背負いながら、
悪魔と傍観者(天使)と、
涙を流し闘うのです。人間として。
涙には、色々な『涙』があります。
悲しい涙、後悔の涙、悔しい涙…そして
『嬉し涙』
明君は
人にたくさんの『嬉し涙』を流させましたね。
了君の涙も、悲しい、寂しい、そして嬉し涙であって欲しい。
嬉し涙ほど、苦しい涙はないのです。
私も叫びたい、
私を泣かせてばかりの君に
私は実在する人間だということ
いつか君に、温かい涙の意味を、苦しみを、教えたいんだ
明君と了君に
よく頑張ったね、と。。
あー!
電気グルーヴ、光岡自動車、感激でした(泣)
乱文失礼。