〇ｏjｉmａ さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

世界的を見据えた京アニの本気アニメ

最終回まで観ました。
京アニ作品ですから敢えて苦言。
正直、不完全燃焼まま終わってしまいました。
（１０話は特別ですね。）
なんていうのか、物語に無駄が多いのではないでしょうか。
自動手記人形としての短編は良い物語だと思います。
でも、わたしには戦争のシーンはほとんど心に響きませんでした。
もっと手紙によってバイオレットが「愛を知る」「愛を届ける」出来事に重点をおいてほしかったと思います。
小さなスミレがいろいろな土地でたくさん咲いて幸せを与える。。。
原作未読なので勝手な妄想です。
{netabare}新作決定もなんだか残念。冬アニメでしっかり完結してほしかったです。 {/netabare}
今期、他の作品が強かったせいかな。

以下途中レビュー

視聴していると、最近の製作の仕方とは違うのでしょうね。
毎回の起伏を楽しむのではなく一話毎積み重ねて行くような話の組み方。
言い換えるとしっとりとした書籍のようです。
ヴァイオレットの表情が少しずつ増えてきました。
泣くこともできるし、作り笑いもできる。
何よりも相手の気持ちになって代筆の依頼を請けれるようになりました。

8話まで視聴しました。この回はヴァイオレットの過去の話でした。
{netabare}ヴァイオレットが少佐と出会った頃の全てを伝えてきます。
この話を観ると既に憧れとしての愛を知っているようですよね。
それを感情として理解できないヴァイオレット。切ないです。{/netabare}
何度も言いますが、この作品、一話毎に一喜一憂せずに一つの物語としての作品だと思います。
京アニさんに期待大！

以下前回記載 {netabare}
え～っと正直3話までは、他作品と比べて物語の動きがなく少しつまらないと思ってしまいました。
しかし先日、インフルエンザで自宅謹慎で改めて一気見したのですが
二度見ても物語が色褪せずに視聴できました。
この作品はそういう作品なのです。
３０分毎の最近の起伏の多い物語ではなく、トータルで想う作品でしょう。
{/netabare}

以下前回記載 {netabare}
でも、一つの作品として見るとして「京アニとしてなら・・・我慢が出来ます」
だってこの作品は京都アニメーション。
今後、つまらない物語にはならないと思うのが常識でしょう。
3話までは序盤。
4話からはきっと人の気持ちを考えながらヴァイオレットは物語を作ってゆくと感じております。

久しぶりアニメで泣きたいですねぇ
本当に泣いたのはアニメを始めたころ2013頃でしょうか
「とある魔術の目次録」の {netabare}当麻の記憶喪失{/netabare}
「あの花」の{netabare} めんまが観えたあのシーン {/netabare}
「プラネテス」の{netabare} プロポーズ {/netabare}
「クラナド２」の{netabare}家族3人がよみがえるシーン{/netabare}
是非久しぶり本気の泣けるアニメであって欲しいです。きっとできると思っております。
だって「京アニ」だから。楽しみです。

内容は皆さんのレビューで「割愛」させて頂きます。これから書きます！
{/netabare}
現時点でもＯＰ、ＥＤは今までのＣＭ曲Violet Snow が一番合っていると感じております。