「映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-(アニメ映画)」

総合得点
79.6
感想・評価
367
棚に入れた
2265
ランキング
494
★★★★☆ 4.0 (367)
物語
3.9
作画
4.2
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.1

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おんみょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

正直、もういいかな笑

中二病でも恋がしたい!は、僕がアニメにハマるきっかけのアニメなので、ぜひとも劇場版が見たい・・・映画館へ足を運びました。
(コースターは凸守でした。くみん先輩のがほしかったなあ・・・)

ストーリーは、特に進展もなく、いつも通りのドタバタコメディでした。
うーん、これが続くなら続編は要らないかなっていうのが、正直な感想です。
恋愛を通して、小鳥遊六花の成長があまり感じられない・・・
というのも、1期で六花の心理的な成長というのが完結していて、あとのストーリーがただイチャイチャするだけの物語にしか見えない。それが2期であり、本作でもある。(六花自身、色々悩んではいるのだが、以前と比べれば些細なことのように見える。)もっと恋愛的な側面から、二人の関係に切り込んでほしい。そういう意味では、2期で七宮が乱入したのは良い刺激だったかもしれない。

ラストがちょっと臭いかな笑

中二病作品で好きなところは、憎めるキャラが誰もいないこと。ヒロインが全員かわいい。無駄に壮大なアクション。この3つです。本作でもそれはハッキリしていてよかった。
凸守とモリサマペアは腐れ縁百合カップルで、見ててニヤニヤしちゃいますね。
くみん先輩はのほほんとしているように見えて、皆の事をよく考えてくれる良き「先輩」でもあります。その立場は最後まで貫いていて素敵でした。
七宮は六花に「試練」を突き付ける役を、今回もこなしていました。七宮も幸せになってほしい・・・。

京兄は相変わらず背景美術が素晴らしいですね。感服です。
ZAQさんの挿入歌やEDも、この作品への愛が伝わる素晴らしい歌でした。

映画館に行くのは久しぶりでしたが、お客さんの層もあってか、ノリがいい人が多くて、会場全体で盛り上がりを見せていたのがよかったなと思います。一人じゃ味わえないですからね。

なにか2人にグサッと刺さるような出来事があれば、また進展も見られて面白くなるのかなと思います。
ただ、キャラクターの一貫した面白さは本作でも健在なので、中二病作品が気に入られている方はぜひ見てみて下さい。本編を見たことない方は、1期を見ることを強くお勧めします。

投稿 : 2018/01/27
閲覧 : 212
サンキュー:

14

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