天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
シンSFスーパー英雄(?)列伝84
ドラマ性という観点で見れば、ガンダム以前の作品の中で恐らく最高の作品ではないでしょうか。
もちろん、個々の話では素晴らしいものも他の作品でありますが、連続ストーリー物としては、ボルテスVが一番(byハルク・ホーガン)だと自分は思います。
ただ、その分、明るさというか娯楽性という部分で、前作であるコンバトラーVの方が優っているんじゃないでしょうか。
ここら辺が難しいところで、この問題は、同じロボット物であるマジンガーZとグレートマジンガーの関係にも当てはまるかと思います。
明るい前作との違いを描く為に、ハードな部分を強調した結果、エンターテイメント性が薄れてしまうのは、この長浜作品の2作にも当てはまると思います。
昔はそこが、カッコいいというか(苦笑)高尚になったと勘違いして観てた部分もあったんですが(汗)このボルテスVは、ホントにドラマは見ごたえがありました。
ただ、どうにもボルテスVがカラス天狗に見えて(おいおい)カッコ良くなかったです。
それとやっぱりコマよりヨーヨーの方が・・・(これこれ)
一方、敵側の方は、コンバトラーよりも、こっちの方が好きでした。
ラストでのプリンス・ハイネルと剛三兄弟との因縁は盛り上がりましたね。
主題歌を歌うのはミッチーこと堀江美都子で、恐らくロボットアニメの主題歌を、女性が一人で歌うのはこのボルテスVが初めてではないでしょうか。
前作ののようにスピード感溢れるノリのいい唄ではありませんが、落ち着いた感じで、この作品に良く似合ってると思います。
一方、エンディングの「父をもとめて」もいい歌でしたね。
この手で~♪乳(ん?)を~抱きしめる日のことを~♪
おい、ちょっと待て、1字違ってるぞ(ああっ、マトモに感想書こうと思ったのに・・・)