ヲリノコトリ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
中断中と見せかけて、中断中
【視聴話数】
3話ラスト。
【そこまでのあらすじ】
女装した殺し屋、復讐屋、"殺し屋殺し"屋、政治家が隠している闇。博多を舞台に、殺し屋たちがうごめく血の世界を描く。
【中断理由】
小説的面白さを期待してたけど、キャラものだったので。
【再開優先度】
C
【他なんか書きたかったこと】
2話ラストで一旦中断。でもその後3話視聴。で、たぶん断念。
{netabare}
気になりすぎて3話見ちゃいました。
でもシリアスとか頭脳系ではなかった。ファンタジーが消えて血の匂いが濃くなって流れが見えるデュラララ系列。キャラもの。
小説原作ということで頭脳戦とか展開の妙とかリアリティとかを期待して見始めましたが、そういうのではなくキャラもののラノベ。
逆に言うとキャラが非常に立っているのでそれにハマればいける。私ももうちょっと笑いがあったら見てられるけど……。
小説としての面白さはあんまり見いだせなかった。でも2話ラストで思ったほどダウナー系でもなかった。「死んでほしくない人間は死なない」というラノベ的安心感がある。流血といっても、首が飛ぶのはだいたいモブか(おそらく今後)悪役で、そこまでドキドキはない。
だってあそこで女装さんが死ななかったから。
プロの殺し屋(笑)
扼殺にこだわりがあるのかと思えば敵のナイフ使うし、というかなんで腹だよ。首だろ。胸だろ。眼だろ。口だろ。主役級へのいたわり半端ないな。というか初撃で行けただろ。組長さんが「話しをしたい」ってオーダーを出してたのか?そんなことないだろ。意識される前に意識を断て。仕事中に喋るな阿呆。そこは殺して「うおお!今後どうなる!?」だろ。
……おっと口が。
侍はあいつかあいつでしょ多分。まだ出てなかったらお手上げだけど。
というわけでリアリティはないがファンタジーもない。展開も割と見えているが、もしかしたら本当に今後敵味方入り乱れた血みどろのデスマッチになって、結果的に全員死亡。唯一生き残った刑事の端役のおっさんが「やれやれ、物騒な事件だったねえ。やっぱ嫌な街だ」で青空にパンしていつもと変わらない博多の街並みと人込み……で終わるならダウナー系覚悟でちょっと見たい。
このままだと勧善懲悪で、「正義設定」のやつは全員生き残って普通に清々しく終わる。いや、殺し屋の時点で正義なんていないが。
{/netabare}